吃音の原因は何?吃音の原因は何か?

あなたがもし、吃音症が原因で悩んでいるとしたら、
「吃音を発声させている原因を突き止めたい」と考えてはいないでしょうか?

 

では、吃音を生み出す原因となるものは何か?

昔は、吃音症は心理的なものが主な原因だと言われていました。現在でもそう誤解されている場合もあります。

ですが、海外の吃音研究では、吃音症状は心理的なものが原因とう考えはもう古いとされています。

ですので、心理的なものを自分の吃音の原因だと捉え、それを改善させようとしても上手くいかないのは当たり前なのです。

 

吃音の原因はいくつかある

あくまでそういった心理的なものは、吃音を酷くされたり、言葉に詰まる頻度を増やしたりと「悪化」させることは間違いないが、「原因」ではないというのが定説です。

 

それでは吃音症の原因は何か?

というその答えは、現在の海外における吃音治療の見解によると、「これがあると、吃音症になる」といった原因は1つではありません

吃音を引き起こす原因(要因)は複数存在します。

ですので、もし、あなたが吃音を治したいと思っているのなら、それらをきちんと知る必要があります。

「複数ある」というのは人によって原因が違うということだけではなく、吃音を発生させている要因はいくつも同時に持っているということです。

癌になる原因は、喫煙や食生活、運動不足、肥満、遺伝、紫外線、ストレス、いろんな原因があると言われています。

そして、癌になる人は1つの原因からくるものではなく、
ストレスもあり、食生活も悪く運動不足など、いくつもの悪い要因が重なっているのが普通です。

それと同じように吃音症の方も、複数の要因があり、吃音治療においてはどれか1つではなく、包括的に行わなければなりません

 

現在言われている、吃音症の5つの原因

1・脳の癖

吃音者は脳の会話と筋肉の信号が上手く噛み合っていない。これは、海外におけるいくつものニューロイメージング研究で立証されています。吃音者は脳の右側における活動が活発化し、逆に左における脳の活動が減少している傾向にあります。

 

2・脳の反応

吃音症の人は言語処理が開始される前に、身体を動かすプログラムが活動してしまう。神経画像から多くの吃音者からそのような傾向が発見されています。

これが起こる原因は、癖のような個人特有のもの、そして、吃音が出て失敗したトラウマなどから、言語処理の部分よりも、先に身体反応が出てしまうというケースもあります。

同じ状況、同じ言葉で何度言葉が出ないというのは、吃音者なら誰もが感じていることだと思います。

脳は同時に起こった反応を結びつけます。つまり、吃音が起こったその場の状況と、実際に言葉が出てこなかった身体的な状況が結びつくと、場の状況が吃音の引き金となってしまいます。

刺激と刺激は統合するという脳の働きのため起こってしまいます。

 

3・灰白質密度の減少

不安やストレスに重要な働きをするのが「扁桃体」というところで、それに相互関係があるとされているのが灰白質密度です。

灰白質密度とは簡単に言うと脳の中のニューロンの密度です。

これが減少してしまうと、ストレスを強く感じたり、不安が増幅されることが解っています。吃音者はこの灰白質密度が低いというデータがあります。

 

4・ドーパミンなどの異常

特に、大人の吃音者に見られるのが、会話の時に神経伝達物質(ドーパミン、セロトニンなど)のレベルが上昇しています。それによって正常な脳処理が出来なくなっていることが言われています。

この神経伝達物質のバランスが崩れると、脳のワーキングメモリ(作業領域)に影響があります。ワーキングメモリが容量を超えるとパソコンがフリーズするように、思考も固まってしまいます。

(参考:吃音対策〜ドーパミンの影響力〜)

 

5・遺伝性による原因

吃音症の親を持つ子供が吃音が発生する確率は、60%だという調査結果があります。親の癖が子供に移るのと同じように、親が吃音症だと子供が吃音になる確率が高くなります。
また、最近の研究では、吃音に関連する遺伝子が発見され吃音症の人、10人中1人にその遺伝子が認められました。

(参考:吃音は遺伝?家族の影響による2つの原因)

 

5つの原因+心因性の改善

これらの脳、神経伝達に関することは、もちろん心理的なものと相互関係にあります。

吃音改善には、この5つの要因を包括的にアプローチし、そして悪化させないように心理的な面からのアプローチも必要になってきます。

そして、これらの原因のほとんどは、治療していくことが可能です。

吃音は抽象的な視点で見ると脳のニューロンの発火パターンの問題という見方ができます。(実際、現在の海外の吃音研究は脳の発火パターンを分析することが主なものとなっています。)

ニューロンは年齢に関係なく、変化を起こすことが可能ですから、その発火パターンを変えることは可能ということです。

ただ、ニューロンの性質上、基本的に新しい刺激がないと同じ発火パターンを繰り返すように出来ています。

つまり、吃音治療も本人が自らの意思で根気よく変えようとアプローチしていけば、発火パターンは変え、吃音の状態から脱却することが出来るのです。

人によって、ニューロンの回路のパターンの強さ、複雑さは変わるので、吃音治療にかかる時間などは人によります。ですが多くの吃音者は時間をかけ包括的な改善を行うことで大幅に減少させることができるのです。

大事なことは吃音に悩んでいる方は、1つの改善法にとらわれることなく、広い範囲を想定して吃音改善に取り組んで欲しいと思います。

 

吃音症の原因のまとめ

・吃音の原因は心理的なものという認識はもう古い。

・吃音治療はニューロンの発火パターンを変更すること。これには新しいパターンを繰り返し、脳に覚えさせなければならない。

・吃音は1つの原因から来るものではなく、いろいろな要因が相互関係にある。そのため吃音治療には包括的なアプローチが必須

 

原因を探るよりも、目的思考を持てば変えられる

そして、重要なことですが、問題を解決するには2つのアプローチがあります。

1つは原因思考です。悪いことには原因がありそれを治すという解決方です。

もう1つは、望む結果にフォーカスする目的思考です。

吃音治療に適したアプローチは、後者の目的思考になります。

なぜなら、前者の原因思考はネガティブなものにフォーカスをおきます。

悪かった時のことを思い出すという行為が、吃音の原因となっているニューロンのパターンを強化させてしまいます。

つまり原因に目を向けば向けるほど、吃音にとって悪いトレーニングをしているようなものなのです。

新しいニューロンの発火パターンを構築したいなら、目的思考にフォーカスし、上手く話せている状態を作るという新しい創造が必要になってきます。

また、吃音のように複雑に原因が絡み合っているものほど、目的思考に向いています。

例えば、複雑な問題として夫婦関係ならば、喧嘩の原因ばかりを考えてもキリがありません。それよりもどういう夫婦が理想かを話し合い、その理想像に向かって努力したほうが良い夫婦関係が出来ます。

吃音も目的思考を用いて「上手く話せている時はどんな時か?」を観察し、それを再現するということを行っていくということが吃音を治すのに大切だということを頭の片隅に入れておきましょう。

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