吃音の原因

吃音者が「朝礼の挨拶で噛む」のはトカゲが原因

朝礼風景

朝礼で挨拶をしなけらばならない・・・

そんなことがある時は前日の寝る前から不安でよく眠れない。

そして、最悪の気分で目がさめ、布団に出るのも億劫になる・・・

そういったストレスを受ける結果、より言葉が出なかったり、話してる時に噛んだりしてしまうことに繫がる。

そういった悪循環が出来てしまっている人も多いでしょう。

今回は、そんな負のスパイラルを断ち切るお話をいたします。

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ストレスが引き金で「噛んでしまう」ということを防ぐ

これらを出来るだけントロールするための鍵、
それは前回ご紹介した動画の「3つの脳」を認識する必要がります。

(参考:吃音の克服が「成功する人」、「失敗に終わる人」

今回は、その動画で話した「原則」の次に、
大事なことについてお話をしていきます。

とても、重要な話しです。

具体的に言うと、今日お話するのは、
そういった「朝礼などの挨拶でストレスを失くすこと」に関する

になります。

これも「3つの脳」

  • 人間脳
  • ほ乳類脳
  • 爬虫類脳

の3つが大きく関わってきます。

それらの脳を上手く扱うことを考えることによって、
よりストレスを少なくしていくことが出来るようになります。

朝礼で挨拶をする時のあなたの頭の中は・・・

なぜなら、

この3つの脳の意見がバラバラな方向を向いている時というのが、
人間が非常にストレスを感じるんですね。

例えば、
「今日、会社の朝礼で挨拶しなければいけない」
という時は、

爬虫類脳は「話すのは怖い、逃げたほうがいい」
という意見を言っています。

ほ乳類脳は、以前失敗した記憶が蘇り、
「話すのは嫌だなぁ、噛んだりして、言葉が出なかったら恥ずかしいから」

人間脳は、
「会社で認められるためにも、びびってないで朝礼の挨拶くらいビシッと決めなきゃ」

という意見を持っているかもしれません。

あなたが最高に上手く話せる時の頭の状態とは?

人間はこういった矛盾した考え方の脳を
同時に持っていますので、葛藤が生まれます。

そしてストレスが生まれます。

あなたが最も良い状態とはこの3つの脳の方向性が揃う時間です。

それがあなたの最高のパフォーマンスを生む瞬間なのです。

それでは、この3つの足並みを揃えるにはどうしたらいいのか?

それは、前回の動画講座でも話したように、
一番、命令が強いトカゲの脳(爬虫類脳)をなんとかすることです。

 

トカゲとの交渉術

まずは、爬虫類脳の領域の「シンプルな行動」を変えるということがまず1つですが、

心理的面からのアプローチで言えば、
「爬虫類脳を説得する」ということを行わないといけません。

爬虫類脳は、わがままで、
欲望に忠実で、臆病で、面倒くさがりやで、

つまり人間の本能です

それを、あなたは賢い人間脳を使ってなとか交渉しなければいけません。

トカゲは単純で、臆病で、見下されるのが嫌い

例えば、爬虫類脳は見下されるのが大嫌いです。
他人より弱く見られることを拒否します。

生き残るためにそういったプログラムがインプットされています。

ですので、その生存本能とうプログラム自体を変えることは不可能なので、
うまく、交渉する必要があるんですね。

このケースでしたら、
「上手く話せないということで馬鹿にする奴の方が、人間的に問題だろ?
 だから俺がストレスを感じる必要はないんだよ。」

「太った人を見たからといって、 その人の性格、能力まで人はしないだろ?」

「そんな表面しか見れない馬鹿な奴に、評価されても意味はないだろ?」

などと、爬虫類脳の気にしていることを説得してみましょう。

実際、吃音は自分で思っているより他人は対して気にしていません。
馬鹿にする人はいても10人中1人です。

10人中10人に認められる必要もありませんし、
吃音ではなくても、別の理由で10人いたら1人はあなたのことが
気にくわないと感じています。それが事実でです。

挨拶で噛んだりしても、馬鹿にする方が馬鹿

実際、自分の爬虫類脳にそういういふうに
言い聞かせることで、わがままな爬虫類脳も、

「そうだよな、朝礼で挨拶をする度に、なんで器の小さい人間にまで、俺が気をつかわなきゃならないんだよ

「確かにそんな奴までに、無理して好かれいとは思わないな」

という意見に変わってきたりします。

そういうふうに、3つの脳のバランスをとって、
ストレスを減らしていくことで、朝礼の前の予期不安なども減っていきます。

まず、あなたも今日から、自分の爬虫類脳を説得してみる。

そういったことにチャレンジしてみてください。

ポイントは爬虫類脳が気にする「生存本能」の部分を上手く突いた説得をすることです。

それでは、今日のことをぜひ、行ってみましょう。

爬虫類脳を上手く付き合うえると本当に、辛いことが減ってきます。

トカゲとマブダチになる方法

吃音改善というのは、
やはり数ヶ月以上〜という長期的な時間がかかります。

爬虫類脳は長期的な思考が大っ嫌いです。

楽で、すぐに効果があり、リスクないものが大好きです。

ですので、

いくら、自分の頭では、
「吃音を治したい、上手く話している自分になりたい」と思っても、

「長い期間やるのは面倒くさいわ~」

という爬虫類脳の意見が強くなります。

かといって、私が、あなたを騙して、「6日間で治りますよ」と嘘をついたとします。

あなたの爬虫類脳は、
「おっしゃ。6日だけならやるよ」と言うでしょうが、
残念ながらそんなことは言えません。

吃音改善には時間はかかります。

出せない言葉を出すのにも、よく噛むの会話を流暢に変えるにも1ヶ月ではできません。

ですので、あなたの爬虫類脳はあなた自身がなんとか説得するしかありません。

トカゲとの会話は幼稚園児との交渉に似ている

例えば、

「とりあえず、今日だけ、吃音改善の時間を取ろう
そしたら、大好きなミスタードーナッツを上げるから」

とか、最初は騙しすかし自分の爬虫類脳をコントロールしていく必要があります。

大人と交渉するのではなく、小さい子供を説得するにはどうしたらいいか?」

という思考で会話しましょう。

それが1ヶ月、2ヶ月と立ち、吃音が改善している兆候が見られると・・・

こんどは逆に、爬虫類脳が

「ちょっと、吃音改善のカリキュラムをサボっていいの?
俺、吃音がまた悪化して、また恥をかくの嫌だよ?」

と、言ってきます。

ですので、最初の1、2ヶ月が勝負です。

その期間、あなたの爬虫類脳をうまく説得することにフォーカスすると、その後も上手く改善していくことでしょう。

それさえ出来ればほとんどの吃音者は数ヶ月後、現状と比べれ見たらその差は歴然とするでしょう。

朝礼の挨拶の場合でも言葉に詰まることもなく、噛むこともなく、びっくりするほど流暢に話せるよういになっている・・・

というのは、大げさに感じるかもしれません。

ですが、あなたも今の不安の10分の1以下にはなっていると確信しています。

朝礼で吃音が出る、そんなパターン変えるための改善プロセス

「吃音を治したいいけど、何から始めていいのかわからない」
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吃音のせいで周りからクスクス笑われ、馬鹿にされるはもう十分です。
言葉が上手く話せず、無能だと勘違いされる日々は終わりです。

とはいえ、吃音克服はほとんどの人にとって可能ですが、道のりは単純ではありません。

吃音改善は全体像やそのプロセスを知らずして取り組むことは、地図とコンパスを持たず登山するに等しい無謀な行為です。

下記の動画は、吃音克服への全体像とそのロードマップになります。

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