吃音を克服するためのトレーニングに励む男性

今日のお話は、ズバリ「吃音を少しでも治したい」「とりあえず今から取り組める改善法を知りたい」という人に、10の吃音の治し方についてお話します。

 

海外の権威もおすすめ、吃音の治し方10のトレーニング

吃音を克服するためのトレーニングと聞くと何か、発声練習などのようなものを想像するかもしれませんが、アナウンサーが練習するような、発声練習や滑舌のトレーニングをしても吃音を治すのにはあまり意味がありません。

今からお話する吃音の治し方は人によっては大変と感じるかもしれませんが、決してその1つ1つは難しい方法ではありません。そして、今から話す内容をすべて完璧にしようとする必要もありません。

吃音改善は、0か100かではなく、以下のことを少しでも取り入れ、積み上げていくことで少しずつ変わっていくものです。

最初は、1つずつ「自分の取り入れやすい項目」から行うことが大切です。

「知っている」と「実践出来ている」とは別物です。ぜひこの10の項目を読むだけではなく、実際の会話の中で1つずつ取り入れて頂ければと思います。

そうすれば、今よりも吃音の頻度が減り、自分の会話に自信が持てるようになるはずです。

 

1・どもりそうな時はゆっくりと話す習慣をつける

大人の吃音者の8割はかなりの早口です。「多分、自分は早口だな〜」と思っているかもしれませんが、一度自分の会話を録音してみてください。想像以上に早口です。

なので言葉を出し始める前は、一呼吸つき、出だしは特にゆっくりと話し始めましょう。出だしが上手くいけばある程度会話のスピードはある程度までなら上げても構いません。

どうしても早口になってしまう場合は、ボディーランゲージなど、体の動作をゆっくりと行うことで、言葉のスピードもコントロールしやすくなるはずです。

「どもりそうだな…」と不安になる時はとりあえず、最初の出だしはゆっくりと話し始めることを意識していきましょう。

 

 

2・上手く発声しようとするのではなく、メッセージを伝えることを意識する

 

「上手く話そう」としている時は、言葉に意識が集中し自然と単調なリズムで話してしまっています。

そうではなく、感情や熱を込め「メッセージを伝えよう」としている時は、自然と抑揚がついています。

吃音者のほとんどが、メッセージを伝えることではなく、上手く話すことに意識を置いているためその結果、
余計に吃音が出やすくなっています。

好きなことを、夢中になって話している時は、どもる確率は減り、流暢に話せている場合も多いはずです。
メッセージを伝えることに意識をシフトさせて行きましょう。

 

3・出来るだけ吃音を隠さない

状況によっては難しと思いますが、特に職場の上司や同僚などには吃音のことをオープンにしておいた方が良いです。

吃音を隠そうとすればするほど、心理的な恐怖が膨らみ、吃音を酷くさせます。

吃音を打ち明ける時は、深刻になる必要はありません。

「吃音って聞いたことあります?言葉が詰まって上手く出てこない時ある症状なんですけど…もし上手く話せない時があったらサポートお願いします!」と軽く一言伝えておくと良いでしょう。

 

4・吃音を避けようとした時に、意味のないジェスチャーをする癖を治す

言葉を出すために、腕を動かしたり、太ももを叩いたり、首をねじったりなどのジェスチャーは辞めるよう意識しなければなりません。

言葉が出ないのを勢いで出そうとするジェスチャーを行うことで、一時的に言葉が出ることはあります。

ですが、その行為は吃音を悪化させます

勢いをつけるジェスチャーは、筋肉の緊張を強くします。吃音を克服するために必要なのは、筋肉の緊張ではなく緩和、リラックスです。

また、これらのジェスチャーを取り除くには、失くすとよりも良いジェスチャーにすり替えるというとをしましょう。
悪い癖は、治すよりもすり替える方法が悪癖を断ち切る重要なポイントです。

 

5・言いやすい言葉に置き換える習慣を辞める

難発性の吃音者の9割は苦手な単語を避け、違う単語に置き換えて話すという習慣を持っています。

言葉の言い換えの習慣は、その苦手な言葉をより吃音になりやすくさせます。
また、最悪の場合は言い換えた言葉自体も吃音になる場合もあります。

言葉の言い換えは、吃音を定着させたり、悪化させたりする非常に悪い習慣です。

ゆっくりでもいいので苦手な単語を少しでも、言えるようにしなければいつまでたっても吃音は治りません。

最初から全ての苦手な言葉に向き合うというのは、難しいと思いますので、少しずつ言い換えを辞めていきましょう。

 

6・話す相手とアイコンタクトを取る

目をそらして話すというのは、吃音者にみられる代表的な悪い癖です。

目線をそらすという動作自体が、脳の不安を司る扁桃体の活性化に直結します。

なので余計に吃音になったり、早口になったりします。

相手の目を見るのが苦手な場合は、眉間や口元でも構いません。「そらす」という癖を変えて行きましょう。

 

7・どもる時、普段の会話とは違う筋肉が緊張していないか認識する

吃音が起こる時、上手く話せている時の会話との違いを知る。どこの筋肉に力が入っているのか?それを突き止める。

吃音者は吃音が出る会話では無意識に筋肉の緊張が起こっています。どこの筋肉が緊張しているか認識する必要があります。
これは難発性の吃音者にとって特に重要な項目です。

「喉」、「あご」、「舌」、「肺」、「お腹」など吃音者それぞれどこの箇所が特に力が入っているか違いはありますが、
声が上手く出ない場合は、必ずブロッキング(声帯の筋肉が閉じている)が起きています。
どこの箇所から力が入り、声帯の緊張まで連動しているのか?

それに気がつかないと、自動的に筋肉の緊張は起こるので変えることはできません。

認識さえ出来れば少しずつ改善していくとはできます。

まずは、吃音の時における自分の筋肉の癖を知りましょう。

 

8・口ごもる、言葉を繰り返すのではなく、常に前進し続けるように話す

スムーズに言えなかった単語を何度も言い返すのではなく、出来るだけ戻らず話すことを訓練をしましょう。

言葉を繰り返す連発性の吃音の方は言葉を何度も言い直す癖がついている傾向にあります。

戻るのではなく、前に言葉を進める意識を持って話してください。

そういった「意識を持つ」というのが重要です。

最初は上手く行かず、繰り返したり、口ごもることもあったりしますが、
毎回、意識することを積み重ねていくこにより少しずつ、繰り返しも減少していきます。

 

9・しっかりと、抑揚をつけメロディのように流れを意識して話す

吃音者の話し方の顕著なのが、「単調なリズムで話している」ことです。

これは早口と並んで代表的な「吃音になりやすい話し方」の1つです。

それとは逆に、抑揚をつけ、流れるように話す場合は吃音が起こりにくい話し方になります。普段の会話でそれを意識してみましょう。
参考:吃音を治すには?絶対にやるべき1つのトレーニング

自分の会話を録音してみると、吃音者はそうでない人と比べていかに単調か実感出来るとはずです。

感情や熱を込め抑揚をつけて話すという意識を持ちましょう。

抑揚のある話し方の上手い人の真似をしてみるのも良いトレーニングです。

 

10・悪いところを治すのではなく、良いところを伸ばす

会話の上手い人、そういった人はとても流暢に話しています。そいういった人を目指して、滑らかな会話を目指す心構えが大きな変化をもたらします。

吃音治療は「自分の悪いところを治す」という意識よりも、「自分の会話を良くしよう」という考え方がとても大切になってきます。

今の状態は周りから比べればマイナスの状態だと思うかもしれません。ですが今はあなたにとってスタートライン、つまりプラスマイナスゼロの状態です。

今の状態よりも1%でもいいので、変えていこうという考え方が大切です。その1%の積み重ねが後で振り返った時、大きな変化となっています。

少しずつ吃音を改善していったとしても、1度の失敗をなんども悔やんでいると、それがブレーキとなり上手く吃音が改善しなくなります。

少しでも良くなったら、良い状態を繰り返す、それを向上させる、そういった視点で吃音治療に臨むことが大切です。

 

吃音の治し方10のトレーニングのまとめ

吃音治療において最も重要なことは「すぐに治る手軽な治療法はない」ということです。

ただ、少しずつでも吃音改善に向けてトレーニング、治療などをしていけば、9割以上の方が吃音を克服できるはずです。

この10の吃音改善トレーニングはあくまで会話の時に実践する1つのガイドラインです。

本格的に吃音を克服するためには、1人で行うトレーニングや、心理的な改善トレーニングも必須になってきます。
吃音をいつか治そうと思っていてずるずる何年、何十年も吃音を抱え不満と共にいる方がたくさんいらっしゃいます。

自分で「今日から吃音を治す」と自分に誓い、本腰を入れなければ、いつまで立っても今までと変わりません。

ぜひ、あなたも吃音を克服するために最初の1歩を踏み出してみてください。

吃音を克服するためには、吃音を詳しく知ることが最初の1歩です。

吃音の全体的な知識を知りたい方は、トップページの吃音治療についてをご覧ください

 

*参考:アメリカ吃音財団、アメリカ言語聴覚協会

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吃音改善のプロセスの全体像を知らずして、
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