今日のテーマは「脳波同調」です。

「脳波同調」この性質を利用すると、
自分のメンタルを変えていくのに簡単かつ、強力な促進効果が得られます。

脳波計を見たことある人はわかると思いますが、脳の活動は「波」です。

意識では認識できませんが「視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚」も同じように波形です。

つまり同じ刺激が続いているのでななく、波を打って脳に伝わっているということです。

なので思考や感情も全て波形で、リズムがあります。

そして、一定のリズムを繰り返す「波」は「同調現象」というものを起こします。

例えば、

メトロノームを100個ならべて、バラバラに振り子をスタートしても、時間がたてば全部揃っていくという現象が起きます。

 

 

取り柄わけ、「音」といものは同調現象を起こしやすい性質があります。

ちょっと思い出して欲しいのですが、コオロギやカエルの鳴き声はなぜかシンクロしているはずです。

最近の脳の研究では生物の脳は生まれ持ってリズムに従う準備が出来ていることが判明しました。

性質としては、不規則な音よりも規則的なリズムにシンクロしていきます。

つまり、音によって脳波を操れるということ。

意識としては認識できませんが、脳活動の無意識の部分は脳波のリズムによってかなり影響を受けるのです。

歴史をみれば一目瞭然ですが、部族の音楽や踊りは、部族をまとめるために使っていました。

 

音楽は、大勢の脳波が1つのリズムに同調するので、一体感が生まれます。

そうやって大衆の心をそろえるツールとして音楽や踊りは世界中で使われています。

繰り返しますが大事なことは、外部からの刺激で脳波を同調させれるということ。

コーラルリーディング

吃音改善の6ヶ月のカリキュラムで推奨している「コーラルリーディング」が効果的なのもこの脳波同調が起きるからです。

うまく話している人をモデルに、同時に話すことをすることによって
脳波同調が起き会話の強制力が強くなります。

そして、それを繰り返していけば、脳が、会話の時にその回路をよく使うようになっていきます。

なので、音読やシャドーイング
(モデルの言葉を追唱すること)

よりもコーラルリーディングの改善効果が高いのです。

リラックスは同期を促進する

脳波同調は意識を働かせず、リラックスした状態が最も同調を促進します。

なので、普段から瞑想や自律訓練法を行なっている方は、脳波同調がしやすいでしょう。

また、リラックス自体も、リラックスする音を聞くことによって脳波同調が起きます。

「f1/fゆらぎ」という音が人間が最もリラックスするリズムだと言われています。

つまり、その音を聞きながら、自律訓練法などをすることが、最もリラックスする回路を作ります。

そうやって普段リラックスすることを繰り返し行うことが脳の構造を変えていきます。

脳の可塑性によりリラックスする回路が優先的に働くようになります。

そして、ここからが最も重要な話になります。

リラックスした状態、脳波でいうと「アルファ波」〜「シータ波」の状態、これを作ることが大きなポイントになります。

近年の脳科学の研究で、脳に直接電流を流してアルファ波に誘導し、思考回路の変化を調査した研究がありました。

通常の脳波の場合は、1つのテーマから関連性の近い思考ばかりしか思いつきませんでした。

でも、アルファ波まで落とすと関連性のないもの同士を連結し今までとは違う思考パターンで物事を考えれれるようになりました。

つまり、脳波を「アルファ波」〜「シータ波」に落とすと大きく思考の連結パターンが変わる

ちょっとの変化じゃなく、大きい変化が期待できるということです。

変化モードど現状維持モード

脳波を落とすと、「脳の変化モードに入る」と覚えておきましょう。

逆に、意識が働いている脳波の時(ベータ波)は、「現状維持モード」になります。

意識では変わりたいけど無意識部分が現状維持をするシステムが働くのです。

「現状の安定」がデフィルトのモードですので、現状が辛かろうが、悲しかろうが関係なく、その状態を維持させるのです。

現状維持を望みたい人は、「否定、安定モード」で問題ないかもしれません。

ですが、自分のことを変えたい人は「脳の変化モードにアクセスできる」という訓練をしなければ、自分を変えるのは困難なことが予想できると思います。

訓練というのは難しいことではなく、瞑想や自律訓練法を練習すれば、脳波を落とすのは段々、簡単になってきます。

聴覚を利用した脳波同調が有効

ただ、普段からそういったことを行なっていない人はやってみても、なかなか脳波が落ちないのが現状だと思います。

そういった場合に、音楽の脳波同調を使うと、スムーズにα波に誘導できます。

自分の経験ですが、私は自律訓練法や瞑想なども定期的にやっていましたが、やはり不安障害になると、今までは、自律訓練法でリラックス出来ていたものが全然出来なくなってしまいました。

「何もしないで目を閉じて寝ている」
という状態だと余計に頭の中に不安が渦巻いてさらに辛く感じたのです。

ですので、このままではいけないと思い、リラックスした脳波同調させるように積極的に仕向けることにしました。

単調な動きのものを見たり、1/fゆらぎの音などを使ったりして
(私はピンクノイズという1/fゆらぎ音を利用しました)

徐々に自律訓練法が機能するようになりました。

「音を利用して、脳波同調させる」という知識は、簡単かつ、本当に便利なツールになります。

今日の話のまとめ

音楽などで脳波同調させ、自律訓練法や瞑想などをすること。

これを繰り返すだけでも、リラックスの回路を脳に作ります。

そして、脳は変化モードになっているので、自分を変えるためのストレッチが準備完了になっている状態です。

これだけでも素晴らしいことなのですが、この状態で色々、空想したりすることは脳の思考回路の変化に大きな影響を与えます。

ですので、脳波がアルファ波〜シータ波になったらそこで、自分の望む空想にふけると…

無意識の部分からあなたの脳の構造を、自分の望む方向に変えてくれます。

今日の話は、本当に大切な話です。ボトムアップはこの「空想にふけっている状態」をよく利用します。

このテーマも深い話ですので、次回、詳しくお話ししようと思います。

最近の研究では「空想の仕方」によって、

  • そのやり方はメンタルを変えるのに効果的か?
  • それとも、実際の動きを変えるのに効果的か?

違いがあることがわかってきました。

これを知らないと、いらくらイメージトレーニングを頑張っても、あまり効果がないものになってしまいす。

その辺も話していきますのでぜひ、次回のメールも見てください。

それでは、またメールします。


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